【商品リスト№1053】
患者さんは、がんが治るかもしれないという希望を持って治療を受けます。効果が薄れてきても、副作用が少ないので、やめるという決断がなかなかつきません。そのため、死の準備や家族との別れの会話などがなく、死を迎えます。一般病棟でギリギリまで治療を受け、「いよいよ」という段階でホスピス暖和ケア病棟に移り、数日で死を迎えるというパターンが増えています。ホスピスが死に場所ではなく「最期までその人がその人らしく生き切るのに寄り添う」場所として認識されるよう期待しています。 柏木哲夫(解説より)
著者:田頭真一
出版社:幻冬舎
発売年月日:2021年12月25日
ページ数:302 厚:1.8cm
状態:非常に良い 目立つ傷もなく非常に綺麗な様